大きいのはこの2本です。
- 『Ultima(ウルティマ)』
→ 見下ろし型のフィールドを歩いて、町・城・ダンジョンを探索する部分。堀井氏自身、Ultimaに強く刺激を受けたと語っています。 - 『Wizardry(ウィザードリィ)』
→ モンスターと戦う、経験値を稼ぐ、レベルアップして強くなる、HP・MP・能力値などのRPG部分。堀井氏は特に「戦って成長するレベルアップシステム」が大きな影響だったと話しています。
つまり、かなり乱暴に式にすると、
ドラクエ ≒ Ultimaの冒険世界 + Wizardryの戦闘・成長 + 堀井雄二のADV的ストーリー + 鳥山明のデザイン
です。
さらにルーツを遡ると、
Dungeons & Dragons(1974)
↓
Wizardry / Ultima(1981)
↓
ドラゴンクエスト(1986)
↓
大量のJRPG
という系譜になります。Wizardry自体がD&Dから強く影響を受けていたことも、Wizardry開発者Robert Woodheadが語っています。
面白いのは、ドラクエは単に洋RPGをそのまま持ってきたわけではなく、**「難しいPC RPGをファミコンで誰でも遊べる形に作り直した」**ところです。コマンド選択式UIなどには、堀井氏がそれ以前に作っていたアドベンチャーゲームのノウハウも入っています。
なので元ネタ度で並べるなら、1位 Wizardry、2位 Ultima、さらに祖先がD&Dという感じですね。
ちなみにここから掘るともっと面白くて、**スライム、勇者、竜王、ロト、ぱふぱふ、メタルスライムなど「ドラクエ固有に見える要素の元ネタ」**も個別にかなり辿れます。
