全体設計(コンセプト)
- 形態:持株会社+ベンチャースタジオ+インフラ投資(Berkshire×TSMC×OpenAI×国家インフラ)
- 狙い:
- 需要が硬い「土台(エネルギー・半導体・物流)」
- 高粗利でスケールが速い「AI・ソフト」
- ネットワーク効果で独占力を持つ「決済・プラットフォーム」
- 評価の源泉:キャッシュフロー×耐久性×ネットワーク効果(=高マルチプル)
8本柱(“お金の方程式”つき)
数字はあくまでオーダー感。複数柱の合算で年商・年EBITDAを数十兆円級に乗せ、時価総額→1000兆円級を狙います。
- AIエージェント(業務自動化SaaS)
- 式:利用者5,000万社×月3,000円×12=1.8兆円/年
- 逆張り:中小企業の“面倒”業務(請求・在庫・CS)を丸ごと自動運転。解約率↓、粗利80%超狙い。
- ロボティクス×サブスク(“ロボット労働”の販売)
- 式:1,000万台×年100万円=10兆円/年
- 物流・製造・介護・警備をターゲット。機体は原価回収後はほぼサブスク利益。
- エネルギーギガプロジェクト(再エネ+蓄電+系統)
- 仮:200GW×稼働30%=約525TWh/年
- 利ざや10円/kWhなら約5.2兆円/年売上
- 送配電・蓄電で安定キャッシュ化。グリーンボンドでレバレッジ。
- 半導体(先端パッケージ+専用AIチップ)
- “全部TSMC”は非現実。先端パッケージ/CoWoS/HBM、国産特化SoCに絞る。
- 数年で売上数兆円級、戦略的価値で高マルチプル。
- 決済・送金ネットワーク(超低手数料で面積を取る)
- 式:年間総決済額1,000兆円×テイク0.3%=3兆円/年
- B2B請求・越境送金・マイクロペイ。規制対応を強みに。
- ヘルスケア×ドラッグディスカバリープラットフォーム
- AI創薬+受託製造(CMO/CDMO)。1件当たりのライセンス+ロイヤリティ蓄積。
- 当たり数本でロイヤリティ累積数兆円の“地層”を作る。
- 自動化物流(MFC網+ラストワンマイル)
- 式:1,000拠点×拠点EBITDA50億円=5兆円/年
- ロボ倉庫+ダークストア+ドローン/UGV。食品・医薬で粘着性UP。
- IP・メディア・ゲーム(AI生成×強運営)
- 長期運用IPを“工業化”。ゲーム/アニメ/VTuber/UGCの多層マネタイズ。
- 単体で数千億〜1兆円/年級を複数本(あなたの得意分野を核にできる)
これらを同時に薄くやらない。2〜3本で突破口→残りを買収/合弁で増やすのが王道。
フェーズ別ロードマップ(目安)
0〜12ヶ月:キャッシュを作る“加速器”
- AIエージェントSaaS(中小のバックオフィス丸ごと代行)を国内→英語圏へ展開。
- バーティカル選定:EC事業者、クリエイター、越境D2C、予約業(美容/医療)。
- 目標:MRR10億円、解約率<2%/月、粗利>80%。
1〜3年:単位経済の怪物化
- ロボ×サブスクを倉庫/小売→介護へ横展開。稼働率と保守コストをAI最適化。
- 決済APIをSaaSに同梱(AR/AP自動化→即時決済)。TPV10兆円を狙う。
- グロース資金:コンバーチブル+プロジェクトファイナンス。
3〜7年:インフラに跨る
- エネルギー(再エネ+蓄電+PPA)を地域ごとにSPV組成し連結。
- 半導体は先端パッケージと専用チップに集中投資(水平分業でリスク軽減)。
- 目標:連結売上3〜5兆円、EBITDA 0.6〜1兆円レベル。
7〜15年:ネットワーク支配
- 決済網・物流網・SaaS網を相互補完させスイッチングコストを極大化。
- コングロマリット・ディスカウントを潰すため一部事業を分割上場。
- 目標:時価総額100〜300兆円帯へ。
15年以降:1000兆円レンジ
- 国家級インフラ(エネ・半導体・物流)+GAFA級AIプラットフォームの二階建て。
- 買収+合弁で“最後の数百兆”を埋める(年金・SWFと共同)。
資本政策(ざっくり)
- SaaS/決済:増資<レバレッジ。ユニット経済改善で負債コスト<ROICの状態を維持。
- エネルギー/物流/半導体:プロジェクトファイナンス、グリーン/トランジションボンド、補助金・税控除を最大活用。
- M&A:EBITDAマルチプル<自社マルチプルの時期に株式対価中心で。
リスク&対策
- 規制:決済/医療/エネルギーは先に法務を内製。政策連携チーム必須。
- 資材/金利:長期固定の調達、サプライヤー分散、在庫と先物のヘッジ。
- 技術陳腐化:コアはAPI化し常に差し替え可能に。買う/作るを冷徹に分離。
いまからの“実装”プラン(90日)
- 1業界特化AIエージェントを即ローンチ
- 例:EC運営の商品登録→在庫→CS→請求→会計を自動化。
- 価格:1社 月3〜5万円。1000社で月3〜5億円。
- 内蔵決済:請求→入金までワンストップ(手数料で薄利多売)。
- ロボ実証:既存AGV/AMRを月額化して1〜2現場で回す(事例と動画を武器に拡販)。
- 資金:顧客前受金+リボルビング+補助金申請。株式は“良いバリュエーションが出た時だけ”。
ミニ“お金の方程式”集(目安)
- AIバックオフィス:5万社×月5万円=年300億円(粗利>80%)
- ロボ×サブスク:1万台×年200万円=年200億円(スケールで整備費↓)
- 決済:TPV10兆円×0.25%=年250億円
- 合計:まず年数百億円→年数千億円→大型インフラで年数兆円の順。
まとめ
- 1000兆円は**“複数の産業を横断するエコシステム”**を持つことでのみ到達。
- 入口はAI×決済で“軽く速く”作り、重いインフラへ資金の幹を通す。
- 「何からやるか」は一業界特化AIエージェントが最短のキャッシュ源です。
もしよければ、あなたの今の強み(Web/ゲーム/AI)に合わせて**“EC運営自動化エージェント(日本語特化)”の初期仕様と料金表**、営業スクリプト、LP文面までこの場で作ります。すぐ行けます。
